IT資格ってどんなものがあるの??難易度別にIT資格をご紹介!!

IT関連

皆さんはIT資格にどんなものがあるかご存じでしょうか??

調べてみるとIT資格といってもITの分野はとても広く、資格の種類もたくさんあるので初心者の方はどれから取得すればいいかがわからないと思います!!

そんなIT初心者の方がどの資格から取ればよいかをわかりやすく解説していきます!!

IT資格の取得するメリットは?

近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)やAIの普及、リモートワークの増加により、IT人材の需要が急速に高まっています。

IT資格を取得することで、自分の知識やスキルを証明することができこれまで以上に就職や転職に大きなメリットがあります!!

  • IT人材の需要が急増し、資格が評価されやすい
  • 就職や転職に有利となる
  • 資格がキャリアアップや収入アップにつながる
  • フリーランス・副業にも有利

IT業界は今後も成長が続くため、資格を取得することでキャリアの選択肢を大きく広げることができます!

私も社会人になってから、この中の資格を取得しました!!

転職時の履歴書にも記載できスキルを証明できるのでおすすめです!!

IT国家資格ってどんなものがあるの?

IT国家資格とは、日本の経済産業省が認定する公的に認められたIT分野の資格です。これらの資格は、情報処理技術者(エンジニア)としての知識・技能が一定以上の水準であることを証明するもので、レベルや分野ごとにさまざまな種類があります。

(出典:情報処理推進機構

資格の種類は大きく分けて2つに分類されます。

  • 「ITを利活用する者」が取得すべき初心者向けの資格
  • 「情報処理技術者」が取得すべき専門的な知識が必要となる資格

初心者向け資格

ITの基礎知識が身についていることが証明できる資格となります。IT関連の仕事のみならず、ビジネスマンとしての最低限のIT知識を勉強するのにおすすめです!!

ITパスポート試験

ITの基礎知識を証明する国家資格で、ITに関する幅広い分野の知識を学べる試験です。ITの専門家だけでなく、一般のビジネスパーソンや学生にも役立つ資格となります。

ITパスポートは、ほかのIT資格と比べて難易度が比較的低く、初心者でも挑戦しやすいのが特徴です。試験はCBT(パソコンでの受験)方式で、全国の試験会場で自分の好きな日程を選んで受験できます。

ITが身近な時代だからこそ、ITパスポート試験を通じて基礎的なITリテラシーを身につけることは、多くの仕事において大きな強みになります。

情報セキュリティマネジメント試験

企業や組織の情報を安全に管理するための知識を証明する国家資格です。試験では、ウイルス対策、サイバー攻撃の防御、個人情報保護など、情報セキュリティの基本を学べます。

ITパスポートと出題範囲がかぶっている部分もあるため、ITパスポートと合わせて取得するのがおすすめです!

IT部門だけでなく、営業・総務・人事などの職種でも活用でき、テレワークやクラウド利用が進む現代において重要な知識です。比較的難易度が低いため、初心者でも挑戦しやすいのが特徴です。取得すると、企業での評価が高まり、就職や昇進にも有利になります。情報セキュリティの基礎を学びたい人におすすめの資格です。

中級者向け資格

IT関連の知識を網羅的に持っていることを証明できるので、持っていて損はない資格となります!!

基本情報技術者試験

ITエンジニアの登竜門ともいわれる国家資格で、プログラミングやネットワーク、セキュリティ、データベースなどの基礎知識を学べます。IT業界を目指す人だけでなく、システム管理や企画職にも役立つ資格です。

試験では、アルゴリズムやプログラミング問題も出題されるため、ITの実践的なスキルを身につけることができます。難易度はやや高めとなります。

取得すると、就職や転職で有利になり、IT企業や技術職での評価が高まります。ITの基礎力を証明できるため、エンジニアを目指す人にとって非常に価値のある資格です。

応用情報技術者試験

ITエンジニアやIT管理者向けの国家資格で、ITの専門知識と応用力を問われる試験です。基本情報技術者試験の上位資格にあたり、システム開発、ネットワーク、セキュリティ、マネジメントなど幅広い分野を学べます。

特に、IT戦略やプロジェクト管理の知識も求められるため、技術者だけでなく、ITを活用する管理職や企画職にも役立つ資格です。試験の難易度は高めですが、取得すれば転職や昇進で評価されやすく、キャリアアップにつながるメリットがあります。

ITエンジニアとしてより高度な知識を身につけたい人や、将来的にリーダー職を目指す人におすすめの資格です。

上級者向け資格

上級者向け資格は専門性が高いので、自分が目指すべき先に必要なものを選択して取得するのがおすすめです!!

ITストラテジスト試験

企業のIT戦略を考え、経営に活かすための高度な知識を証明する国家資格です。情報処理技術者試験の最上位レベルに位置づけられ、ITを活用した経営戦略の立案や、新しいビジネスモデルの構築などが求められます。

試験では、システム企画、DX推進、ITガバナンス、経営分析など、ITとビジネスの両方に関する幅広い知識が必要です。特に、経営層やITコンサルタント、CIO(最高情報責任者)を目指す人に適した資格です。

難易度は非常に高いですが、取得すれば企業のIT戦略を担う人材として高く評価され、キャリアアップや独立にもつながる価値のある資格です。

システムアーキテクト試験

大規模なITシステムの設計や開発をリードするための国家資格です。情報処理技術者試験の高度区分に分類され、システムの要件定義や設計、プロジェクト管理などの知識が問われます。

特に、業務要件に基づいた最適なシステム構成の設計や、開発チームとの連携が求められるため、ITエンジニアの中でも上流工程を担当する人向けの資格です。試験の難易度は高めですが、取得するとシステム設計の専門家として評価され、昇進やキャリアアップに有利になります。

システム開発の上流工程に関わるSE(システムエンジニア)やITアーキテクトを目指す人におすすめの資格です。

プロジェクトマネージャー試験

ITプロジェクトの計画・管理・推進を担う人向けの国家資格です。情報処理技術者試験の高度区分に分類され、予算やスケジュール管理、リスク対応、チームマネジメントなど、プロジェクト成功のための知識が求められます。

特に、開発の現場を統括するSEリーダーやマネージャー、ITコンサルタントを目指す人に適した資格です。試験の難易度は高いですが、取得するとプロジェクト管理の専門家として評価されやすくなります

IT業界でリーダーシップを発揮し、大規模なシステム開発を成功に導きたい人におすすめの資格です。

ネットワークスペシャリスト試験

企業のネットワーク設計・構築・運用の専門知識を証明する国家資格です。情報処理技術者試験の高度区分に分類され、ルーターやファイアウォール、クラウド、セキュリティ対策など、幅広いネットワーク技術が問われます。

特に、システムの通信インフラを設計・管理するエンジニアや、ネットワークセキュリティの専門家を目指す人に適した資格です。難易度は高めですが、取得するとネットワークのプロフェッショナルとして評価されやすくなります

ネットワーク技術の最新トレンドも学べるため、インフラエンジニアやセキュリティエンジニアにおすすめの資格です。

データベーススペシャリスト試験

企業のデータ管理やデータベース設計・運用の専門知識を証明する国家資格です。情報処理技術者試験の高度区分に分類され、SQL、データモデリング、パフォーマンスチューニング、障害対策などのスキルが求められます。

特に、データベースの設計や管理を行うエンジニア、システム開発者、データ分析を担当する人に適した資格です。試験の難易度は高めですが、取得するとデータベースの専門家として評価されやすくなります

データの利活用が重要視される現代において、データ管理のスキルを高めたいエンジニアやIT技術者におすすめの資格です。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験

組み込みシステム(エンベデッドシステム)の設計・開発に関する高度な知識を証明する国家資格です。情報処理技術者試験の高度区分に分類され、ハードウェアとソフトウェアの連携、リアルタイム処理、制御技術などが問われます。

特に、自動車、家電、ロボット、IoT機器などの開発に携わるエンジニアに適した資格です。難易度は高めですが、取得すると組み込みシステムの専門家として評価されやすくなります

近年、IoTやAIの発展により組み込み技術の重要性が増しており、組み込みエンジニアやハードウェア開発者におすすめの資格です。

ITサービスマネージャ試験

企業のITサービスを安定して運用・管理するための知識を証明する国家資格です。情報処理技術者試験の高度区分に分類され、システムの運用管理、障害対応、サービス品質向上、ITIL(ITサービス管理のフレームワーク)などが問われます。

特に、システム運用やITインフラ管理を担当するエンジニア、ITサービスの品質向上を目指す管理職に適した資格です。難易度は高めですが、取得するとITサービス運用の専門家として評価され、キャリアアップや転職に有利になります。

システムの安定運用が求められる現代において、ITサービス管理のスキルを磨きたい人におすすめの資格です。

システム監査技術者試験

企業のITシステムが適切に運用・管理されているかを評価し、改善提案を行うための知識を証明する国家資格です。情報処理技術者試験の高度区分に分類され、ITガバナンス、リスク管理、内部統制、コンプライアンスなどのスキルが求められます。

特に、IT監査担当者や情報システム管理者、コンサルタント、内部監査を担当する人に適した資格です。難易度は高めですが、取得すると企業のITリスク管理の専門家として評価されやすくなります

システムの信頼性やセキュリティが重視される現代において、監査やITリスク管理のスキルを磨きたい人におすすめの資格です。

情報処理安全確保支援士試験

サイバーセキュリティの専門知識を証明する国家資格です。経済産業省が認定する情報処理技術者試験の中で唯一の「情報セキュリティの国家資格」とされ、不正アクセス対策、マルウェア防御、ネットワークセキュリティ、脆弱性管理などが問われます。

特に、セキュリティエンジニアやIT管理者、システム運用担当者に適した資格です。試験の難易度は高いですが、取得すると企業のセキュリティ対策を担う専門家として評価され、転職や昇進に有利になります。

近年、サイバー攻撃の増加により企業のセキュリティ強化が求められており、セキュリティ分野で活躍したい人におすすめの資格です。

まとめ:IT資格は極めたい分野を選んで取得しよう!

IT資格は初心者向け~上級者向けまでたくさんあります!!

個人的には応用情報技術者を持っていれば、IT技術を網羅的に知っていることを証明できるので目標とするのがおすすめです!!!

上級者向けは専門性が高い資格のため、自分が極めたい分野があれば取得するのが良いと思います!!

IT知識がないと合格は難しいですが、持っていれば一生モノの資格なのでIT関連の仕事をする方はぜひ勉強してみてください!!

それでは!!

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